精巣腫瘍後の経過観察
僕の場合は、運がよく前代未聞の大きさまで精巣腫瘍を放置していたにも関わらず
転移がなく、化学療法や放射線療法をすることなく現在に至っている。
精巣腫瘍の摘出手術後は問題がなければ、その後は経過観察(腫瘍マーカーの採血
検査とMRI(レントゲン)検査)を1週間に1度、1ヶ月に1度、3ヶ月に1度、半年に一度と
ように間の期間をのばして行い。これが半永久的に続くことになる。

泌尿器科は常に前立腺の病気を抱えた人が診察待ちをしている状態ですので順番
待ちが大変なのが経過観察を受けに行くときの悩みになる。2時間待って診察は5分
なんてことはザラにあるからだ。
しかし、化学療法をしている人のことを考えれば本当に症状が軽くてよかったと思う。
化学療法は経験していない、というか拒否したのでこのサイトには体験という形で書く
ことはできないが精巣腫瘍になったことで一番苦しむのはこの化学療法であることに
間違いはないだろう。
長引く治療期間、本人の身体にかかる負担、抗がん剤の投与にかかる莫大な費用・・・
化学療法による副作用は不妊の原因になるものもあるので、パートナーも巻き込む
本当に大変なことになると思う。
そして、1度悪性腫瘍になったからには常に再発という恐怖と付き合わなければ
ならず経過観察の検査のたびにドキドキすることをはじめ、ちょっとした下半身
の違和感に冷や汗をかくになる。
10万人に1人といわれる精巣腫瘍になったのはなぜか、どんな意味があるのか、
この経験が何かに生かせないだろうか、そうした自問自答が終わることはないだろう。